仮想通貨の取引所を利用する場合、不正アクセスや盗難は避けたいところですよね。二段認証を行うことで盗難のリスクを軽減することができます。
今回は、Zaif(ザイフ)の二段認証の設定方法をわかりやすく&詳しく解説します。
Contents
- 1 そもそも二段認証って何?
- 2 Zaif(ザイフ)の二段認証設定の流れ
- 3 Zaif(ザイフ)の二段認証の設定手順
- 4 手順1:Zaif(ザイフ)の二段認証のページにアクセス
- 5 手順2:二段認証用スマホアプリのインストール
- 6 手順3:アプリを使用してZaifの公式サイトでQRコードを読み込む
- 7 手順4:スマホアプリに表示される6ケタの番号を公式サイトで入力
- 8 必ず知っておくべき二段認証の注意点4選
- 9 二段認証のバックアップを取得しよう!!
- 10 2台のスマホで二段認証アプリが使えると安全!!
- 11 二段認証は必ず設定しよう!!
- 12 スマホの機種変更をしたい場合は先に解約を!!
- 13 その他のZaif(ザイフ)の二段認証関連の操作
- 14 Zaif(ザイフ)の二段認証のバックアップ方法
- 15 Zaif(ザイフ)の二段階認証の停止(解除)方法
- 16 スマホもバックアップも紛失し二段認証できなくなった場合の対処法
- 17 まとめ
そもそも二段認証って何?

二段認証とは、通常のログインに必要な情報に加えて、セキュリティーコード(2段認証トークン)を入力しログイン確認をする仕組みです。
Zaif(ザイフ)のログインは、通常「メールアドレス」と「パスワード」を使用します。二段認証ではこれらに加えて、下の図のように「2段認証トークン」を入力します。

2段認証トークンは生成される6ケタのコードで、二段認証用のスマホアプリで確認します。スマホアプリの画面はこんな感じ。

6ケタの番号は数秒で違う番号に変わります。そのため、ログインするタイミングで、「2段認証設定で指定したスマホのアプリを開いていないとログインできる2段認証トークンがわからない」=「安全性が高まる」という仕組みです。
【二段認証に必要なもの】
- スマホ
- 二段認証用のスマホアプリ
Zaif(ザイフ)の二段認証設定の流れ

二段認証の設定の流れは以下の通り。
- 公式サイト(Zaif)で二段認証用のページにアクセス
- 二段認証用のスマホアプリのインストール(先にインストールしておいてもよい)
- アプリを使用して公式サイトに表示されているQRコードを読み込む
- スマホアプリに表示される6ケタの番号を公式サイトで入力
他の取引所の二段認証でも同じスマホアプリが使用できるので、すでに二段認証用のアプリを持っている方はアプリのインストールは不要です。
手順は文章で書くとややこしく感じるかもしれませんが、手順にそって設定していくと5分もかからずに設定できます。肩の力を抜いてOKですよ。
Zaif(ザイフ)の二段認証の設定手順

手順1:Zaif(ザイフ)の二段認証のページにアクセス
最初は、Zaifの公式サイト(Zaif)の二段認証の設定ページにアクセスします。
ログインすると赤で二段認証のメッセージが表示されているので、「アカウントとセキュリティ」リンクを選択します。

その後、「2段認証設定」ボタンを選択すればOK。

手順2:二段認証用スマホアプリのインストール
遷移先の画面にも記載されていますが、二段認証にはスマホアプリが必要です。
【二段認証アプリ】
iOSだと以下のうちのどれか。どれでもいいです。
- Google Authenticator(グーグル オーセンティケータ)
- IIJ Smartkey
- Authy
Androidだと以下のうちのどれか。どれでもいいです。
- Google認証システム
- IIJ Smartkey
- Authy2
- Auth2
「Google Authenticator」か「IIJ Smartkey」の利用者が多いです。今回は「IIJ Smartkey」の例で説明しています。
アプリは、「AppStore」もしくは「GooglePlay」でアプリをインストールします。アプリを検索し、入手ボタンを押します。

手順3:アプリを使用してZaifの公式サイトでQRコードを読み込む
二段認証のアプリをゲットしたら、Zaif(ザイフ)の二段認証のページに戻って、QRコードを読み込みます。
↓QRコード。


↓IIJ SmartkeyでQRを読み込みます。



最後に「zaif.jp」と表示されていることを確認し、登録ボタンを押すと二段認証の設定完了。以下のように6ケタの番号が表示されるようになります。

【注意!スマホアプリでZaifの公式サイトを開いている場合】
スマホアプリで二段認証を設定する場合、QRコードを読み込めません。1台のスマホでQRコードの表示とQRコードの読み込みを同時に出来ないからです。この場合は、QRコードを使用せずに、「キー」を使用します。
キーはZaifの公式サイトのQRコードの下に以下の欄があるので、そこから取得します。クリックしてキーを表示で、キーが表示されます。

キーは、二段認証用のアプリに入力します。IIJ Smartkeyの場合の入力先は、「+」ボタン→スキャン画面右上のキーボードマークで、キーを入力できる画面になります。
手順4:スマホアプリに表示される6ケタの番号を公式サイトで入力
最後は、二段認証のアプリで表示されている6ケタの番号を、Zaifの公式サイトで入力して、確認ボタンを押すだけです。

成功すれば「二段認証の設定を有効にしました」と表示されます。

有効化した後、どの場面で二段認証を有効にするか?の設定画面が表示されますが、基本的にはすべて有効にしておけばOKです。


必ず知っておくべき二段認証の注意点4選

二段認証のバックアップを取得しよう!!
スマホを紛失したり機種変更する場合に備えて、二段認証のバックアップを取得しておきましょう。(バックアップの取得方法は下記で解説しています。)スマホのデータをバックアップしても、二段認証のアプリの中身は引き継ぐことができません。機種編や紛失の際は、二段認証の解除と再設定が必要です。スマホ紛失で公式サイトにアクセスできなくなった場合、解除も再設定もできないので、公式サイトに問い合わせる必要があります。海外の取引所だと英語なので問い合わせも大変。
2台のスマホで二段認証アプリが使えると安全!!
バックアップに加えて、2台のスマホで二段認証アプリを使えるようにしておくと、1台紛失した時や機種変更の時でもアクセスできるので便利です。便利というだけなので無理に設定しなくてもOKです。他人のスマホを使用するのは不正アクセスのリスクが上がるのでNG。
二段認証は必ず設定しよう!!
どの取引所を利用する場合でも、二段認証は必ず設定するようにしましょう。二段認証を行うことで盗難のリスクをゼロにできるわけではありませんが、リスクはかなり軽減されます。
スマホの機種変更をしたい場合は先に解約を!!
1台のスマホにしか二段認証アプリを入れていない場合に機種変更をする際は、「二段認証の停止(解除)→再設定」もしくは「引き継ぎ」が必要です。ただし、IIJ SmartKeyやAuthyは引き継ぎ機能がありますが、引き継ぎ機能がないアプリもあるのでその場合は停止して再設定してください。スマホのアプリの移管では移管されないので注意しましょう。二段認証の解消方法は下に記載。
その他のZaif(ザイフ)の二段認証関連の操作
Zaif(ザイフ)の二段認証のバックアップ方法
二段認証のアプリが使えなくなった時に備えて、いつでも使える二段認証トークンを取得しておくこと可能です。取得は、二段認証設定のページから行えます。印刷するかスクリーンショットを取っておくといいですね。

Zaif(ザイフ)の二段階認証の停止(解除)方法
二段認証設定ページから停止が可能です。

スマホもバックアップも紛失し二段認証できなくなった場合の対処法
Zaifの問い合わせから、解除をお願いしてください。身分証明書が必要です。
Zaifの問い合わせはこちら。
まとめ
Zaif(ザイフ)の2段認証の設定方法をまとめました。
2.二段認証用のスマホアプリのインストール(先にインストールしておいてもよい)
3.アプリを使用して公式サイトに表示されているQRコードを読み込む
4.スマホアプリに表示される6ケタの番号を公式サイトで入力
最後までお読みいただきありがとうございました。
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